月販500台の日産「リーフ」に試乗してみて電気自動車の普及は極めて困難と想う

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日産自動車の電気自動車「リーフ」に10分ほど試乗しました。 写真上は 日産サティオ千葉津田沼店にて試乗させて貰った「リーフ」です。

私の過去記事に 電気自動車を普及させる障害として 次の5つがあると書いたことがあります。

1.リチウムイオン電池が高価で重く 車両価格がガソリン車より高い。
2.一充電あたりの航続可能距離が短い。
3.自動車寿命より電池寿命が短く 高額な電池の交換が必要。
4.充電(200V)するのに時間がかかる。
5.普及に必要な全国規模での急速充電スタンドが未整備。 


販売店の周辺を10分ほどしか運転していないので 充分な評価はできませんが 試乗した率直な印象として 「リーフ」は操縦性・加速性能・乗り心地・スタイルなど車としての完成度が高く 優れた車に仕上がっていると思いました。

電気自動車を普及させる際の障害が残されたままにある現状で 日産リーフが日本国内で毎月どれほど売れているのかを日産自動車広報部に電話して聞いてみたところ 直近の台数として 8月529台、7月463台とのことでした。 この台数をどう見るかですが 日産自動車が満を持して発売した待望の電気自動車としては 全くの期待外れではないでしょうか?

電気自動車を普及させる際の5障害で 一番の障害は 「一充電あたりの航続可能距離が短い」ことにあります。 「リーフ」のカタログには JC08モードによる航続可能距離200kmとなっていますが エアコンをオンにして普通に走行すると 航続可能距離は90~130kmしかないことを日産自動車も認めています。 この数字は自宅などで8時間かけ普通充電(200V 15A)した場合であり 外出先などで30分かけ強制充電した場合には 80%の充電となるので 航続可能距離は72~104kmしかないことになります。

今年10月20日の朝日新聞朝刊に「電気自動車300kmの旅 しびれた充電場所探し」と題する日産リーフでドライブした体験記事が載っていましたが 満充電して高速道路に入り都内を抜けないうちに 航続可能距離は120kmに落ちたと報告しています。

満充電して航続可能距離が120kmしかないということは 途中で充電せずに戻るには片道60km以内の場所にしか行けないということになるので このことを承知して電気自動車を買う人は極めて少ない筈です。

トヨタが来年1月に発売する「プリウス」をベースにしたプラグインハイブリッド車(PHV)は リチウムイオン電池を搭載し1回のフル充電により電気モーターで26km走行できるそうです。 

ガソリンエンジン車 ハイブリッド車 プラグインハイブリッド車 電気自動車の需要が今後どのように変化するのか見通すのは困難ですが 電気自動車が一挙に普及することはないであろうというのが 今回 日産「リーフ」を試乗してみた私の感想です。
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  • 日産リーフに乗ってみる♪ 初めてのEVです。

    Excerpt: 日産リーフとご対面をした第一印象は、外観はお洒落目なコンパクトカーと感じました。 ただ、どことなく、今までには無いデザインのようにも思えます(^O^) フロントまわりも、リアは特に新デザインのように.. Weblog: エコカーEV電気自動車とPHVプラグイン ハイブリッドに乗ろう! racked: 2011-12-01 00:42