百瀬の滝を登れば忽ち龍になる鯉という歌詞を尋常小学校唱歌「鯉のぼり」を聞き初めて知る
5月5日の端午の節句(子供の日)を前にして 上掲の色紙は 私の妹が知人に送ったものです。 「百瀬の滝を登りなば 忽ち龍になりぬべき 我身に似よや 男子と空に躍るや鯉のぼり」という文字に鯉と龍が描かれています。
不勉強の私は「百瀬の滝」という滝を知らなかったので 検索してみたところ 中国に古くから「登竜門」という言い伝えがあり もし鯉が「竜門」と呼ばれている激しい急流(百瀬の滝)を登ることができれば竜になるそうです。 その故事に習い 親が男児を鯉に例え登竜門という関門を通り立身出世や成功することを願い 日本では丹後の節句に「鯉のぼり」を揚げています。
下記は 大正2年(1913年)に尋常小学校唱歌として発表された「鯉のぼり」の歌詞です。
甍(いらか)の波と 雲の波
重なる波の 中空(なかぞら)を
橘(たちばな)かおる 朝風に
高く泳ぐや 鯉のぼり
開ける広き 其の口に
舟をも呑(の)まん 様見えて
ゆたかに振(ふる)う 尾鰭(おひれ)には
物に動ぜぬ姿あり
百瀬(ももせ)の滝を 登りなば
忽(たちま)ち竜に なりぬべき
わが身に似よや 男子(おのこご)と
空に躍るや 鯉のぼり
色紙に書かれた文字は 第3小節の引用です。 高年齢の方のほとんどは この唱歌を覚えている筈ですが 私は第3小節までは覚えてなかったので この文字の存在を今まで知りませんでした。
以下のYouTube動画は 杉並児童合唱団が歌う「鯉のぼり」で 「百瀬の滝を登る鯉」の姿を見ることができます。
(もし再生できなければ YouTubeで見る をクリックしてください)
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